●ムギちゃん治療記●
-------小川さん-------
 

青字:ダナパパ加筆


治療記12(平成16年10月15日)

お久しぶりではありますが、
早速現在のムギの容態について報告します。
首の傾きは日によって、あるいは時間によって異なりますが、だいたい45度くらい。逆方向の傾きになって一番悪いときを思えば徐々にではありますが随分回復しました。かつては立つことさえ出来なかった病院の(ツルツル滑る)診察台も、今では自力で立てるようになりました。
鍼治療の内容は発症直後も今も変わりませんが体重も最悪時が1750グラムだったのに対し、今は1900グラムまで増えています。
今も時にはローリングするけれど、それは毛繕いをしてたり、横に注意をそがれている時で特に痛々しさは感じません。
とりあえずは緩やかに、緩やかに、上昇カーブを描いていると思われます。


目が輝いていますね、
後足の踏ん張りもしっかり見えます。
私の計測はおでこの中心と鼻を結んだ線です
それから判断すると30°位ではないでしょうか?
もう少し頑張りましょう!!

治療記11(平成16年9月18日)

相変わらず週一回の通院は続けています。
毎週金曜日は鍼治療の日、本日も車を走らせT動物病院まで行ってきました。
しばらくムギの病状について報告してなかったですが、食欲はあるし、ゲージから出せば元気に遊んでいます。 首の傾きは60度くらい、たまにゴロリとローリングもするけれど、すぐ立ち上がって毛繕いをしたり、もりもりと牧草を食べています。

今日の診察でも体重が50グラム増えていて一安心。

M先生は「病状は悪化してないようなので、とりあえずこのままの状態でいてくれたら」とおっしゃっています。
勿論、今のムギの病状で上を見たらキリがないけれど、一方でよくぞここまで元気になったなぁという気持ちもあります。
それでは、またご報告させていただきます。

治療記10((平成16年9月2日)

8月31日、
鍼治療に行ってきました。
さて、今回の通院はムギだけじゃなく、ムギと同ゲージに住むお嫁さんのシュンも一緒。もっともお嫁さんといっても、ムギ1・8kgに対して、シュンは3・1kgもある大ウサギですが・・・(笑)。
実は、以前からシュンは下歯の一本が前方にとび出していて、獣医さんから定期的な診察を勧められているのです。
早速、シュンからM先生に診てもらうと、何と問題の歯はすでに抜け落ちて、残りの下歯一本で上歯と丁度良い噛み合わせになっているとのこと。それからOリングテストの結果、密かに心配していたムギからのエンセファリトゾーン感染も無さそう。とりあえずシュンについてはとりたてて悪い個所はなく一安心。

次にムギ。首の傾きは相変わらずなのですが、ペレットもよく食べるし、気のせいか最近は目の輝きが増したような感じ。

今日のOリングテストではエンセファリトゾーンの反応がほとんどみられなくなってきているようで、症状はかなり安定してきているそうです。
本日より駆虫薬は無くなって、朝晩の漢方薬のみになりました。
これに伴って、首の傾きも改善されていくと良いなぁ。
ムギも、シュンも、今日はさぞ疲れたでしょう。仲良くおやすみ。


治療記9(平成16年8月20日)

本日もT病院まで鍼治療に行ってきました。
今も週二回で通院しているのですが、ムギの症状は日によって‥、また時間によって‥良かったり悪かったりの波があるもの先日の写真とほぼ同じ、“現状維持”といったところでしょうか。

普段の生活では、ゲージから出せばよく遊ぶし、ペレットも牧草も生野菜もよく食べます。
たまに体調の悪い時はゴロリ〜ンとローリングしますが、特に心配するほどではないと思います。
ただ、ここ数回の鍼治療では(つるつる滑る)診察台で立つことができずに、
動物看護士さんに支えてもらっての診察です。
かつて反対側に傾いていた時は、もっと斜頚が酷くでも立つことが出来たのに、ウサギにも左右で「利き手」と「逆の手」があるのでしょうか?
まぁ、とにもかくにも現時点でムギの症状は安定してます。
ボクも悲観的にならず、のんびりと楽しみながらサポートしていくつもりです。

(焦らず明るく介護頑張りましょう)

治療記8(平成16年8月11日)

本日、鍼治療に行ってきました。
正直、現時点でムギの容態はあまり良くありません。
頭の傾きは45〜60度くらい。

半月前はほぼ完治したかに思われた病状も、今は遠い昔のようにさえ思われます。さらに悪いことに今日の通院はお盆の渋滞につかまって、何処もかしこも渋滞だらけ、、、場所によっては45キロも渋滞しているところはあったみたい。
ボクの車も普段は2時間強で行ける道のりを、今日は3時間以上の長旅になってしまいました。

案の定、病院でのムギは今朝以上に体調不良で、看護士さんが支えてないと立てないくらいでした。
M先生も「これまでのように根気強く鍼治療を続けていきましょう」とおっしゃって、
勿論ボクもそれを信じてやっていきます。

恐らく今のムギの容態は下り坂の途中なんだろうし、今後上昇カーブを描くまでにはいくらかの時間がかかるのかも。でも、先生のおっしゃるように、根気強く、さらに根気強く、ムギを見守っていくしかない。がんばれ!ムギ。

治療記7(平成16年8月4日)

今日はあまり良いニュースではありません。
実はムギの斜頚が再発しました。・・と、いっても、今までの斜頚とはチョット違う。傾きが逆なのです。
前回の斜頚が向かって右だったのに対し、今回は左。
(前回のOリング検査反応の疑いが現実におきてしまったのか?)
(傾きが逆になるとは思いませんでした)

先日の治療からしばらくして、ムギの元気がないことを心配していたのですが、次第にペレットも食べなくなり、再び斜頚の兆候。現時点での傾きは30度くらい。
早速、予定を早めて、M先生の診てもらうことに・・。

先生の話によると、まだムギの容態も、菌が活動も完全に落ち着いてなかったために、こういう形(逆側の傾き)で表れたんだろうとのこと。
 ただ、実際のところ、それが確証できるはずもなく、今まで通り鍼治療と投薬を続けていくしかないみたい。
正直いって、順調に回復していただけにこの再発はショック・・・だけど、前回も治ったんだから今回も治るはず。
これは“一歩後退”しただけで、決して“ゼロに戻った”わけじゃない。
慌てず、騒がず、さぁリスタート!

治療記6(平成16年7月20日)

本日、6回目の鍼治療に行ってきました。
まず、今朝の時点でムギの容態はすっかり傾きも無くなって、見た目では“健康ウサギ”です(笑)。
もしや今日の診察次第では“完治宣言”が出るかもと期待を胸に病院まで車を走らせる。
病院ではM先生も「完全に傾きは治ったね」と開口一番。
ただし、Oリング・テストではまだ薬への反応があるらしく、もうしばらく投薬は続けて欲しいとのこと。
先生から“完治宣言”が出なかったのは残念ですが、いずれにせよ、あと少し。ここまできて油断は禁物。
(病原はまだ、残っていると言う事なんでしょうか?そうですネ焦らず病原を退治しましょう。!!)
次回の診察は10日後の8月6日です。
(完治宣言を期待しましょう!)

それから、これは余談ですが、今日は診察室に
地元の女子高校生2人が見学(研修?)に来ていて、
ムギを見るやいなや「可愛い、触っても良いですか?」と
言ってくれました。
もし、一ヶ月前のムギだったら「可愛い」よりも先に
「可哀想」だったかもしれない。
彼女たちの一言に変なところでシミジミ感動してしまいました。
(そうですネ。今までの事を思い返すと大変な思いをして頑張ってきましたから・・・
でも、これからは、強い飼主さんに変身したと思います。)

治療記5(平成16年7月20日)

今日、5回目の鍼治療に行ってきました。
鍼治療の回を重ねる毎にムギの傾きも緩やかになり、今朝の段階では傾きも意識して見ないと分からないくらいまで回復しました。

早速、病院でM先生に診てもらうとほぼ垂直に立ったムギの首に「すっかり良くなったねぇ」と先生本人ですら驚いている御様子。

その後、いつもの鍼治療の鍼治療を終え、「調子良いみたいだから、次回は一週間後で良いよ」と先生。
その言葉を聞いて喜んだのはボク‥‥(笑)。
今だからこそ言えるけど、一週間に2度の通院は正直辛かった。
これからはじっくり腰を据えてムギの病状を見守ろう。

来週にはさらにムギの体調が良くなっていることを期待して‥‥。

治療記4(平成16年7月16日)

こんにちは、ダナパパさん。メールをありがとうございました。

いつも病院にいるので、一時帰宅で外出するとものすごく外が暑いということをしみじみ感じます。
頑張って下さい。

麦ですが、今日初めて一緒にTさんに行ってきました。
一時帰宅中にちょっと無理しちゃいましたけど(笑)。
無理はいけませんね

獣医さんから驚かれるほど回復していて、みなさんに感謝している次第です。
今日は麦の身体にあったお薬を選んで頂いたあと(Oリング?)、鍼治療をして頂きました。
Oリングはどうでした?私は非常に関心があります。
ローリングも全くといいほど無くなり、楽しそうに走って遊びます。何より目の輝きが全然違います。

こんなに小さな身体にこれほどまでの回復力があるとは・・・、諦めなくて本当に良かったです。

そんなわけで、経過はこれ以上ないほど順調です。嬉しいご報告ができて、嬉しいです。

現時点で傾きはほんの少し、だいたい10〜20度程度。ちょっと首を傾げているぐらいに回復しています。ローリングも全くありません。

食事に関しては、今まで受け付けなかったペレットをモリモリ食べるようになりました。牧草もおいしそうに食べます。

いたずらをしては私たちの関心を集めようと、何だかとても楽しそうで、表情も生き生きしています。

今日していただいた治療は、麦に必要な薬の選定のあと鍼治療でした。
ただ、薬は麦としてはお気に召さないようで(笑)・・・、
もう、嫌がって大変ですがここは我慢してもらっています。
次回の治療は来週の火曜日です

治療記3(平成16年7月13日)

今日は3回目の鍼治療の日。
この治療を始めてムギの斜頚は日に日に良くなっている。

今朝も病院に出掛ける前にゲージから出してやると、発病前のようにぴょんぴょんジャンプして走り回る。

ただ、ここにきて一つ気掛かりは尿が“赤く変色”して、以前からのムギの持病である“腎臓(膀胱だったかも?)結石”が再発した疑い。(結石と言ってもムギの場合は“砂”状らしい。)とにかく今日、先生に診察してもらおう。

早速、病院でムギの病状を告げると、抗生物質の注射をうって頂き、しばらく結石の方は様子を見ようとのこと。

一方、斜頚の方はすこぶる良好で今日も「さらに良くなったねェ」と言って頂きました。その後、鍼治療を終え、いつものごとく車を2時間半走らせて帰宅したのですが、今日のムギは移動の疲れも感じさせぬほど元気。きっと、かなり体のバランスも良くなってきたんだろう。
特に今日はムギの傾きも緩やかに見える、30〜40度くらい。

治療記2(平成16年7月9日)

今日は二回目の鍼治療の日、再び車を走らせT動物病院まで行ってきました。

実は前回の治療後からみるみるムギの容態が回復し、今も頭は曲がってはいるものの、徐々にその角度が緩やかに・・・・最悪時には地面につきそうだった頭が現時点では45〜50度くらいまで戻ってきました。

よく食べるし、動きも活発になってきた。M先生も「随分良くなったねェ」とおっしゃって頂き、聞いてるボクも嬉しくなってきました。
診察内容は前回とほぼ同じでしたが、今日はムギに対して以前ほどの“痛々しさ”は感じない。ムギは確実に良くなってる・・・

相変わらずムギは嫌がって薬を飲ますのに大変ですが(笑)、決してこれは無駄な努力ではない筈・・・さらにムギが元気になるように頑張って飲まし続けよう。

次回、三回目の治療日は来週火曜日です。

治療記1(平成16年7月6日)

今日、YOKOさんよりご紹介のあったT動物病院にムギを連れていきました。やはり斜頚のハンディを持つムギには“片道2時間”以上の移動は辛そう。

きっと疲れただろうし、ストレスもあっただろう・・・病院に着いた時にはムギの斜頚は今朝より悪くなってました。

そんなムギの姿は痛々しいものがありましたが、病院のM先生はムギを診て、ボクに病気の現状や今後の治療方針などを丁寧に事細かに教えて下さいました。
結論としては、ムギの斜頚はエンファリトゾーンによる可能性が高いということと
症状はかなり重いということ。長期の治療と看護が必要になりそうです。

とりあえず、今日のところは鍼治療をして、漢方薬と駆虫薬を1種類ずつ頂きました。次の治療は今週金曜日にもう一度行くつもりです。
その後、病院を後にして再び2時間かけて帰ったわけですが、
さすがに家に着いた直後はムギもグッタリで斜頚も酷かったのですが、今はかなり落ち着いて今朝の出発前くらいに戻っています。

一つ不思議なのは、これまではどんな薬でも気持ち良く飲んでくれたムギが、
今日T動物病院でもらった薬は嫌がって飲もうしないこと(笑)。
「良薬、口に苦し」ってことでムギの病状も回復してほしいなぁ。

まだ今日一度しかお会いしていませんが、M先生は素晴らしい獣医さんだと確信しています。
(獣医さんが病気や治療方法についての説明は飼主に安心と信頼が出ます。ダナパパ加筆)

斜頚発病(平成16年7月3日)

2歳半のうさぎが先日から斜頸になってしまい、現在、動物病院から抗生剤を
頂いて飲ませています。

最初は、ほんの少しではありましたら効果があったようで、多少は歩けるようになったのですが、昨日から首の曲がりが急にひどくなり歩くこともできず、少しの動作で転がってしまうようになりました。

私としては、今の状態ではあまりにも悲しく、多少病院が遠くても鍼灸治療をしてして頂けたらと思い、ご連絡をさしあげました。
どうか、ご協力をお願いしたいのです。


-----斜頚発病-----
今の状態ではあまりにも悲しく、多少病院が遠くても鍼灸治療
をしてして頂けたらと思い・・・・




もし、鍼灸治療を行って治った経験をされた方はご連絡下さいお願いします。
治る可能性を探してみたいと思います。


鍼灸治療