比較住宅都市研究会(船橋)
千葉県船橋市の会場で住宅やまちづくり、都市問題などを考るために2014年1月より開催することにしました。どなたでも参加できますので、お気軽に参加申し込みください。

今後の予定

日時:2014年3月14日(金)18時30分〜20時30分
テーマ:耕作放棄地を市民農園として活用する
報告者:廻谷義治氏(千葉県市民農園協会理事長)
要旨:
 都市近郊で耕作放棄地が増加している。これを個人やグループで借りて家庭菜園を楽しんでいるところが各地で見られるが、農地法の制約などがあって、普及は進んでいない。団塊の世代がリタイヤして、家庭菜園をはじめたいと希望している高齢者が急増しているが、どのように家庭菜園を始めたらよいのか。耕作放棄地を市民農園と
して有効利用するとりくみをおこなってきた千葉県市民農園協会の活動や課題について報告いただき、議論する。
千葉県市民農園協会のホームページ http://cagaj.jimdo.com/

会場:船橋市東部公民館第3集会室
JR津田沼駅または京成新津田沼駅から徒歩5分 千葉県船橋市前原西2-21-21 
(地図はホームページhttp://www.city.funabashi.chiba.jp/shisetsu/toshokankominkan/0002/0005/0001/p011024.html参照)

参加費:500円(会場費、資料などの費用として利用します)

*参加希望者は、資料及び会議室の準備の都合がありますので、あらかじめEメールで、氏名、所属(参加者名簿を作成)をご連絡下さい。ご連絡がなく出席の場合は、原則として資料をお渡しできません。申し込み後に欠席等する場合も、お手数ですがメールでご連絡下さい。当日欠席となった方は恐縮ですが資料を送付しますので300円を次回研究会に参加した際に払込みください。
問い合わせ・申込み先:比較住宅住宅研究会事務局 海老塚良吉
E:mail:ryou.ebizuka@nifty.com 
ホームページ http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

これまでのテーマ

日時:2014年2月2日(日)13時00分〜15時00分
テーマ:20mの高さ規制だけでマンション紛争はなくならないーどのような制度改正が必要かー
報告者:中村 公江氏(千葉市議会議員)、高木彬夫氏(建築家)
要旨:
 全国各地で頻発しているマンション紛争を解決するために、建築の絶対高さ制限を取り入れる自治体が増えています。千葉県下では3年前に船橋市で高さ31m(10階程度)、20m(6、7階)の制限をするようになりました。千葉市でも2013年6月に同様に内陸部20m、臨海部31mの最高高さ制限を導入しました。しかし、容積率200%を使い切ると終日日照のない住宅を含むなどの無理な計画となりています。低層住宅地では高さ20mは周辺に悪影響があり、例えば、高さ15m規制をいれる、ないしは、容積率150%にダウンゾーニングするなどが必要なのではないかと思われます。大阪府箕面市ではまちづくり推進条例で、用地地域に応じた人口密度を規定して、厳しく戸数制限を課すことで、マンション紛争をほとんどなくすことに成功しています。今後、マンション紛争をなくしていくためには、どのような制度改正が必要なのか、千葉市での高さ規制導入の経緯や問題点などを報告いただき、ご議論します。
参考資料:大阪府箕面市まちづくり推進条例http://www1.g-reiki.net/minoh/reiki_honbun/at00000801.html


日時:2014年1月24日(金)18時30分〜20時30分
テーマ:郊外住宅地の空家を活用した障がい者グループホーム事業
報告者:泉 一成氏(社会福祉法人さざんか会 けいよう管理者)
要旨:
 障がい者がありのままに地域で暮らせるようにするとの考えのもとで、船橋市の郊外部で既存の戸建て住宅などを借りて、知的障がい者が居住するグループホームが運営されています。このようなシェア居住は低所得の単身高齢者や若者達の居住形式としても、今後は広まると考えられる住宅事業です。郊外住宅地の空家やアパート、団地を有効に利用すれば、財政負担があまりかからずに住宅問題を解決することができ、日本各地で、介護組織や住民グループなどにより取り組みが進められています。今回は、船橋市内で知的障がい者の生活支援を昭和29年以降継続されている社会福祉法人の方に、知的障がい者のグループホームの運営の実態、今後の課題などを報告いただき、議論しました。

報告者のプロフィール:
 大学でサマーキャンプのボランテイアを行い、福祉に興味を持ち、大学卒業後、知的障害者施設に勤務。平成23年さざんか会に入り、現在けいようの管理者。NPOを立ち上げ精神障害者のグループホーム建設(既存のマンションの2室を借り)運営などにも携わっている。
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