ブランディストック(アラドヴァルの22) クラブレポート 2023〜2024年  

更新日付 在厩場所 レポート
2024年7月13日 社台F 引き続き乗り込みを重ねながら、課題改善に取り組んでいます。現在は週3日坂路コースを1〜2本駆け上がっており、1本めはハロン16秒、2本めはハロン14〜15秒ペースが基準タイムです。この中間からネックストレッチャーという器具を使い、走行フォームの矯正をおこなっています。まだ後肢の筋力がつききっていないため、騎乗者の扶助に反抗したり、行きっぷりがひと息なところはありますが、最後まで集中して走ることができている印象です。もうしばらくは反復トレーニングで筋力面や、走行フォームの改善といった基礎固めに励んでいきます。最新の馬体重は498kgです。
2024年6月29日 社台F その後も週3日の坂路コースを主軸に、周回コースやトレッドミル運動も織り交ぜながら、鍛錬を重ねているところです。坂路では変わらず週2日2本登坂を消化し、1本めはハロン16〜17秒程度、2本めは15秒程度と少し時計を詰めています。またこの中間、2ハロン25秒台の追い切りをおこない、出だしからトップスピードに乗せる強め調教を開始しました。初めての試みで、まだ体の使い方など慣れない様子だったものの、想定以上の時計をマークした印象です。また、後肢を中心とした馬体の緩さなど、筋力面での課題も明確化したため、良い経験となりました。今後もコンスタントに追い切りを取り入れつつ、馬体の強化向上を促していきます。最新の馬体重は497kgです。
2024年6月15日 社台F 現在は周回コースと併用しながら、坂路コースを週3日、ハロン17〜18秒程度を基調に駆け上がる内容です。また、そのうち2日は2本登坂を課し、3ハロン45秒程度で登坂しています。調教時の走行フォームは頭頚の位置が安定し、良化がうかがえます。体力面も徐々に向上している様子で、時計を詰めても余裕のある走りになってきた印象です。そのため、今後は馬の状態を確認しながら、さらに時計を詰めることも視野に入っています。最新の馬体重は491kgです。
2024年6月1日 社台F この中間は段階的に負荷を高めつつ、心身の成長を促しています。現在は週3日、周回で準備運動をおこなった後、坂路を1〜2本駆け上がっており、そのうち2日は2本登坂することが基本です。設定ペースをハロン16秒前後まで進めていますが、最後まで手応えに余裕を残したまま走り切ることができています。登坂本数と比例するように、筋力も強化されている印象で、前後の連動性がとれた走行フォームへと変わってきました。今後は15-15などの速めキャンターなども取り入れながら、レベルアップを図っていきます。最新の馬体重は497kgです。
2024年5月18日 社台F 引き続き順調な調整過程を歩んでいます。現在も周回コースのハッキングキャンターを織り交ぜながら、週3日は坂路コースに入るメニューが基本です。そして、そのうち2日は2本登坂を課しています。設定タイムは3ハロン51〜54秒程度のまま、反復トレーニングが中心です。調教では相変わらず非力感を残すため、焦らずじっくり筋力・体力の強化を図っていきます。また、それに併せて走行フォームの良化も促していく方針です。最新の馬体重は489kgです。
2024年5月4日 社台F この中間は適度にリフレッシュ期間を設けつつ、乗り込みを重ねています。現在は週3日坂路入りし、そのうち2日は2本登坂するメニューが基本です。登坂時計は3ハロン51〜54秒程度を基調にしています。調教では、まだ少し後躯に非力さが残り、キャンター時に全身を使い切れていない印象です。そのため、当面は現状のメニューを継続して、より良い走行フォームの習得を目指していきます。最新の馬体重は486kgです。
2024年4月6日 社台F その後も脚元の状態は安定しており、坂路での2本登坂も開始するなど、徐々に負荷を高めている状況です。現在は週2〜3日坂路コースにて、ハロン17秒程度で1〜2本駆け上がっています。また周回コースでも2500m程度をじっくり乗り込むことで、基礎体力や筋力の強化に努めているところです。現状は歩様に違和感はないものの、筋肉疲労などにも気を配りながら乗り込みを重ねていきます。
3月下旬に計測した測尺は、体高161cm、胸囲185cm、管囲20cm、馬体重485kgです。
2024年3月2日 社台F 十分な休養により歩様は安定したため、この中間から騎乗調教を再開しました。現在は周回コースでの乗り込みを主体としており、脚元の様子を確認しながら週1〜2日は坂路コースに入っています。久々の馬場入りのため、やや体力が低下している印象はあるものの、乗り込みを重ねることで徐々に戻っていくでしょう。現状は筋力面に関しても物足りなさはありますが、改めてしっかりと強化していく方針です。引き続き運動前後の状態に注意を払いつつ、焦らず進めていきます。最新の馬体重は473kgです。
※このたび、馬名が「ブランディストック」(Brandistock 三叉鎗の一種 母名より連想)に決定いたしました。
2024年2月3日 社台F その後は休養期間を経て、馬体の疲労感も抜けたことから、歩様は良化の一途をたどっています。そのため現在は、トレッドミル運動から立ち上げているところです。運動を継続しても歩様は安定しており、このまま段階的に負荷を高めて、騎乗調教再開時期を探っていきます。最新の馬体重は463kgです。
2024年1月25日 社台F ここまで坂路コースにも入れながら調整をしていましたが、先週の調教動画撮影前に歩様にぎこちなさが生じました。ここまでの疲れが出てきた雰囲気であることから、ウォーキングマシンとトレッドミルでの運動にとどめています。もう少しの間は経過観察をし、乗り出し時期を判断する見通しです。そのため、今回の調教動画はウォーキングとなりました。
2024年1月6日 社台F 引き続き週2〜3日は坂路コースに入り、2本登坂の機会も設けつつ日々調教に励んでいます。この中間ではハロン17秒程度での登坂をベースとする中、15秒前後の速めの時計でも余力を見せるなど、着実な成長がうかがえる雰囲気です。走行フォームはやや伸び気味に感じられるものの、フィジカル面の鍛錬が進めば問題はないでしょう。最新の馬体重は458kgです。
2023年12月2日 社台F その後は蹄の痛みが再発することもなく、順調に鍛錬を重ねています。現在はハロン18秒程度を基調に、週3日坂路コースを駆け上がるメニューが基本です。そして、そのうち週1日は2本登坂も開始しました。現状は同世代と比較しても調教進度は十分といえます。しかし、ここまで乗り込めた分精神面がやや煮詰まりつつあるため、今後はいったんリフレッシュ期間を設けて気持ちのガス抜きを促す予定です。最新の馬体重は451kgです。
2023年11月4日 社台F その後は順調に周回コースで乗り込んでいましたがこの中間、左後肢蹄に痛みが出たため数日の休養を挟みました。現在は両後肢に蹄鉄を装着したことで、蹄の状態は良化しています。騎乗再開後は問題なく調教を進めており、周回コースでハロン20秒程度のタイムを計測するメニューです。気性面では調教時にテンションが昂る場面はありますが、許容範囲内です。今後は馬体のコンディションを注視しながら、負荷を高めていきます。最新の馬体重は447kgです。
2023年10月7日 社台F 角馬場での騎乗調教をこなし、その後は周回コースでのハッキングキャンター調整を始めているところです。現状はやや落ち着きがなく、牡馬らしい煩い面が垣間見えるものの、競走馬としてはいい傾向だと捉えています。しっかりと躾けながら、今後は坂路コースにも入れていく方針です。最新の馬体重は440kgです。
2023年9月2日 社台F ここまで順調にブレーキングをこなしており、現在は調教厩舎の角馬場にて軽め調整をおこなっています。近日中からは段階を上げて、周回や坂路コースにも入り、調教を開始する見通しです。癖などはなく、ここまで順調な調整過程を歩んでおり、馬の成長具合に合わせる形で鍛錬を積んでいきます。
8月下旬現在の測尺は、体高154.5cm、胸囲170cm、管囲20cm、馬体重415kgです。

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