吉田調教師「結果的に前が詰まって動けない形でしたが、騎手が『ところどころで前にスペースができたのですが、そこに入っていくためのシュッという脚がなく、もたもたしているうちに狭くなってしまいました』と言っていたように、入っていけなかった、という感じですね。頑張っているのですが。この後は、連闘しましたし軽くひといき入れる予定です」

和田竜騎手「内でロスなく運んだほうが良いタイプなだけに、今日は外枠がカギだと思っていましたが、道中、うまく脚をためられてよく伸びてくれましたね。どちらかと言うとスピードタイプ。今日のような力のいるパサパサなダートも得意ではないのにもかかわらず、こういう競馬ができたのは状態の良さの表れでしょう。今日に関しては勝馬の減量がきいた分です。こうしたレースができればチャンスはくると思いますよ」

吉田調教師「うまく乗ってくれたと思います。一度使って、馬は着実に良くなっていました。権利をとりましたし、このまままた使っていく予定です」

吉田調教師「騎手は『スタートが良く、良い位置で流れに乗れました。上位2頭とは3キロの減量分の差ですね。その分、差を詰められませんでしたが、最後まで伸びてくれました。乗りやすい馬です』と言っていました。この距離があっていますね。権利を取れましたし、問題なければこのまままだ使っていく予定です」

4月18日(火)笠松10R・零れ桜特別・ダート1400mに和田竜二騎手で出走し、4着でした。

吉田調教師「勝った馬の後ろでうまく進められていましたが、伸びきれませんでした。騎手も『特にこれといった問題はなく、頑張っているのですが』と言っていました。この後は状態に問題なければ、続けて使っていく予定です」

吉田調教師「騎手は『厩舎から状態が良いと聞いていました。返し馬の走りでそれを実感できました。道中の行きっぷりが良く、追ってからも反応して狭いところにも入っていけましたね。うまくいったのですが、あと一歩でした。このメンバーできめておきたかったですね』と言っていました。すごく良いところを、すごく良い状態で使えただけに、騎手が言うように『決めておきたかった』という思いはありますが、よく頑張ってくれたと思います。権利をとれましたので、また同じような条件を使っていく予定です」

吉田調教師「久々の芝のレースで期待していましたが、伸びを欠いて最後は一杯になってしまいました。騎手は『今日はかなり硬い馬場で時計の出るコンディションでした。もう少しソフトな馬場のほうがこの馬にはあっているのではないでしょうか』と言っていました。状態に問題なければ、また次走に向けて調整していく予定です。条件はあらためて検討していきます」