泉谷騎手「クリアな位置で競馬しようと、ある程度促していきました。ただ、今日は流れが落ち着かずに厳しい展開になってしまいましたね。また、小回りとはいえ、この距離は少し長いのかもしれません」

吉田調教師「かなりタフな競馬になってしまいました。そのせいか、レース後の歩様が硬いため、栗東に戻って状態をよくみてから今後の予定を検討します」

丹内騎手「昇級してもスピード負けはしませんでした。スムーズに良い位置をとれて、直線も最後までしっかり伸びています。平坦の小回りならなお良さそうで、ローカル開催の1700mを使ってみてもいいかもしれません」

吉田調教師「前走同様、うまくロスのないよう内ラチぴったりを回ってきてくれたことも大きかったですが、それでも中央場所の昇級戦でこの結果は立派です。今後につながります。なお、レース後、左後の裏側に裂傷を負って帰ってきました。化膿止めを打って、今のところ歩様に問題はありません。これからの予定については栗東に戻って状態をみてから検討したいと思います」

5月8日(水)川崎10R・メイスター賞・ダート1600mに丹内祐次騎手で出走し、優勝しました。

丹内騎手「好位の内でちょうどよいポジションで進められましたね。うまくロスなく運べたにせよ、終いまでしっかり伸びてくれましたし、小回りでしたらこのくらいの距離でもよさそうですね」

吉田調教師「よく頑張ってくれました。騎手もうまく乗ってくれたと思います。栗東へ戻ってきて馬体や歩様に問題はありません。また予定を検討していきます」

吉田調教師「今日はちょっとメンバーがそろいすぎていましたね。この馬の走りはできていたのですが、勝負どころのペースアップに対応しきれませんでした。この後は、軽くひと息入れたいと思います。短期、栗東近郊の牧場へ出す予定です」

吉田調教師「騎手は『このくらいの距離があっていますね。道中は手ごたえよく進められて直線も伸びてくれました。ただ、芝スタートでスピードに乗れないので、できればダートスタートがいいですね』と言っていました。牝馬限定戦だったのもよかったですね。権利をとれましたし、このまままた使っていく予定です」

泉谷騎手「前回乗せてもらった時と違って、今日はスタートから全然ハミをとりませんでした。進んでいかなかったのはそのためです。追ってからも反応がいまひとつでした」

吉田調教師「追い切りでは動けていたのですが、結果につながりませんでした。精彩を欠く内容でした。レース後の状態次第では、鉾田へ出してひといきいれることも検討します」