2005

混沌とした中を 僕らはすすむ
それは 一筋の道
歩く道は そこしかないのに
僕らの行く道は いつも 混沌としている
つかみ所のない 明確な目的地を目指して
歩いていく どこまでも
そして
決して どこにも
たどり着かないことを知る時
それが そこだと分かるのだろうか

2007.8.?

どうしようもなく 一人の時は
「私」に声をかけて
「私」 は 「あなた」 の奥深く
ずうっと ずうっと 待っている

どうしようもなく 一人になりたい夜は
「私」を思い出して
「私」 は 「あなた」 の裏側で
静かに 静かに 時を待つ

「あなた」 と 「私」 が一緒になって
溶けて 混ざって 一つになったら
どうか 2つを忘れてしまって
毎日 新しい名前で呼んでほしい

2006.?.?