●ヴィトちゃん闘病記●
-------YOKOさん-------



   
今は元気に回復しました。 可愛いお鼻と・・・・。 プランターの中で・・・ゼブラ模様
 


H15.1月25日(土)

この日の朝は普段通りに生野菜&ペレットを食べました。干草も数種類たっぷりとあげた。
食後はベランダにも出られるようにしましたが、一回りして家に戻り、再度出ることはなかった。
寒い日には見られる傾向なので気にしなかった。この日は用があり、日中留守にしました。
夕方見ると干草は減ってる様子なし。水も減ってない。●も少なく小さい。
いつもなら階段を上がる音に反応して近くで待ってるのに来ない。
見た目は休んでる時の様でした。
夕飯は少し早めて生野菜&ペレットを用意しましたが、生野菜を少し食べただけでした。
「お腹を動かさなくちゃ」で、日頃喜ぶドライクランベリーをあげてみました。
これはいつも通りに喜んで食べました。普段は2粒しかあげないのですが、この時は5粒あげた。
部屋はハロゲンランプをつけっ放し&ホットカーペット(ペット用)。
耳を触ったが熱は無さそう?ヴィトを迎える前に近隣の獣医さんにウサギを診てもらえるか聞いてありました。「なんかなぁ〜」って感じで、行くとしたら2時間くらいかかりそうな病院をリストアップしてましたが、もう間に合わない時間、様子を見るしかない。
夜9時を過ぎてたと思います。首が少し右に傾いてるような・・・でも、居眠りしてる時はこのくらい傾いてることもあったよなぁ〜程度でした。
食欲がないようなので、りんごとイチゴをあげたら食べてくれました。
寝る前はいつも通りの干草と夕飯のペレットを置いておきました。


1月26日(日)

食べた様子も飲んだ様子もない。WCは寝る前に掃除したまま。大好きな葉大根も食べない。
ドライクランベリーだけは食べてくるので多目にあげました。
やっぱり傾いてる・・。一緒に生まれた子も斜頚になってるので、ヴィトも斜頚だと思いました。
(SRCの先生が書かれた本で斜頚の写真も見てました。 
地元獣医さんから借りた本でも見てました。)リストアップしてた病院は日曜定休信頼できない先生に診てもらって治療を受ける気にはなれなかった。
「ヴィトがんばって!」


1月27日(月)

うさぎ専門病院で診て頂いた。(1.52kg)やっぱり「斜頚」速攻で言われてしまった。!
ウチではうなだれた様にアゴを床につける姿勢でいましたが、ゆっくりだけどピョンピョン動けてました。移動時間2時間半は負担をかけてしまい、ローリング・眼震が出てました。
「斜頚」についての説明・ヴィトの場合、症状としては軽い方・細菌感染でしょうー抗生剤を使う・ひどい子でも真っ直ぐに治った子もいるけど長期戦・早くても3ヶ月、長い子は半年や一年の子もいる・元気に食べて、飲んで、●ができれば、首が傾いててもウサギはその状態に慣れるーそういう子は沢山いる
この日の治療は皮下注射(デキサメサゾン・バイトリル)でした。自宅投薬(一週間分)としてバイトリル・プリンペラン・ペリアクチン『抗生剤・食欲増進剤・蠕動促進剤(お腹を動かす)』
食べなかった場合は強制給餌になるのでビデオを見てメモメモ普段抱かないヴィトなので、投薬がうまく出来るか心配。。。往復は心臓バクバクで目をひんむいてましたが、帰宅して30分位したら除々に収まりだし、1時間位経ったら干草とペレットを少し食べました。
試しにペレット・シリアル・りんご(ベビーフード)に食欲増進剤・蠕動促進剤でねった物を置いておきましたが、3〜4箇所齧っただけで相変わらずドライクランベリーだけは喜んで食べてくれました。
この際、食べてくれれば多少多くても・・・です!夜中少量だけど何回も干草を食べてました。
●は小さく少ない


1月28日(火)

朝投薬3種類15ml強制給餌昼頃ペレット&干草を少し食べた。
3:30頃シリアルをそのままあげたら少し食べた。
夜投薬、食欲&蠕動の2種類食べたくても目が廻ってるような状態だから、近くに食べ物を置くように、何度も口元へ運んでみるように・・でしたので、いろいろな物を交互に運んでみると、少しづつだけど食べる。一昨日よりは昨日、昨日よりは今日の方が少しだけど食べる量が増えてる。
ホットカーペットの上にばかり居ましたがピョコピョコ動いてました。毛づくろいもしっかり出来てきた。ピーター立ちもしてる。
●は気持ち大きくなり、前日よるは多い


1月29日(水)

朝の投薬3種類少しづつ食べて飲んで、出てるので強制給餌はしない。
午後になり、普段の大きさの●が出た。(少ないけど)ペレットの用意をしてたらおねだりする木箱に飛び乗って「ちょうだい、ちょうだい」大好きなオーツをむしゃむしゃ音をたてて食べ、ペレットも1食分の半分くらい食べた。この日から投薬をイヤがる。仰向け抱っこでは落下(畳に座ってますが)が心配になり、布袋の一角を切り取って入ってもらうことにしました。ちと可哀想な気もしますが、短時間で済みます。一日に食べる量が少しづつ増えてる。夜投薬2種類

1月30日(木)

朝投薬3種類布袋を切ったまま使ってたら強引に出てしまった。(その元気が出た?)
犬を診て頂いてる獣医さんに「猫ネット」を借りた。爪が引っかからないように注意しなければならないが、スポイトもうまく入り、片手でらくらく保定。前日と同じ位食べたが●は少し小さくなった。
量は同じくらい。夜投薬2種類


1月31日(金)

朝投薬3種類食糞する姿を発見。風もなく暖かだったのでベランダへ出られるようにしてみた。
プランターの葉大根&チモシーをがっついて食べた。段ボールのおうちを齧って遊ぶ。
今日も少し食べる量が増えた。夜投薬2種類「猫ネット」楽勝!なんて喜んでいたら、イヤがるようになる。でも、まだ片手で保定できる。私を見ると朝・夜逃げるようになった。
投薬だとわかるみたい。。。ショック!!


2月1日(土)

朝方というよりは夜中のこと、干草を食べながら大きな●をボロボロ。。。驚いてしまったが、嬉しかった。朝の投薬3種類スポイトを取ってる間にネットを齧ってしまった!借り物なのに・・・(抵抗するだけ元気が出たんだよと貸して下さった先生)ペレットの食べっぷりも良くなってきたので1回の量を少し増やす。私の勝手な判断で夜から食欲増進剤&蠕動促進剤は止めた。
投薬はかなりのストレスなので1回でも減らしたい。
この日の●は普通から大きいのがボロボロちと安心。


2月2日(日)

朝投薬3種類暴れるのではなく、顔を引っ込めてしまい投薬に手間がかかる。
ヴィトへの負担が気になる。ロング・すずらん・US2・クレイン・オーツどれでも食べる。


2月3日(月)

うさぎの病院2回目の通院(1、5kg)朝早くに家を出たので投薬は無し。皮下注射(バイトリル)。
毎日の投薬としてバイトリル(二週間分)。
食欲が落ちた時の為にプリンペラン&ペリアクチンを出して頂く。
先生からも抗生剤だけでいいと言われました。帰りの電車の中では心臓バクバクし、更に首が傾いてしまいながらもアップルトリーツを食べた。帰宅後もバクバクしながらもペレット&干草を食べ、通院する前との違いにビックリ!!でも・・・やっぱり移動は負担。可哀想になってしまった。
薬なら犬の先生が出して下さるのだけど・・・食べて飲んで出してるので、その辺は安心。


2月4日(火)

朝抗生剤投薬昨日の通院前より食欲が落ちた?傾きがひどくなった?
●の量が減った?


2月5日(水)

朝抗生剤投薬私のネットの絞り方もあまくなってるせいか、ネットを齧る暴れる。
焦らずに胸で抱っこして落ち着かせてから投薬。
食欲、●戻る


2月6日(木)

朝抗生剤投薬抱っこ作戦でごまかす。その方が結果的には短時間で済む。
仲良しになった気分。
大きい●がたっぷり出ました。


2月7日(金)

朝抗生剤投薬抱っこ作戦もきつい!抱っこは落ち着いてるがそこから仰向けにしようとすると暴れる。食欲、●は安定。


2月8日(土)

朝投薬に手間取り失敗。犬の獣医さんに手伝ってもらう。まいったなぁ〜!!
食欲OK,●大きいのをたっぷり ♪


2月9日(日)

朝の投薬は獣医さんに手伝ってもらう。特に変化なし、今後を考え発病後初めてデジカメで撮影。
あとは傾きが治ってくれればなぁ〜〜〜
投薬、止めたいよぉ〜〜〜・・・・・



-----飼主さんの熱くて切ない気持ち全文紹介しました。-----
「傾きを治したい」斜頚を経験した人はみんな同じ気持ちではないでしょうか?
「傾きは治らないかもしれない]と獣医さんから告げられた時の、ショックはなんとも言えません。
ヴィトちゃんが鍼灸で回復した事は一つの可能性があることを示していると思います。
ただ、全てのウサギさんが回復するとは限りません。
もし、鍼灸治療を行って治った経験をされた方はご連絡下さいお願いします。
治る可能性を探してみたいと思います。


ヴィトちゃん回復記