福島競馬場での幕の出し方

管理人の主観による各競馬場の幕出し(あくまで主観です)
競馬場 幕出し
エリア
幕出し
希望者
幕の
目立ち度
柵の形式 張りやすさ 時間的難易度 備  考
(管理人のイチャモン)
その日のメイン競走
GT 重賞 その他
福島 半面(狭い) 悪い パンチング 困難 開門ダッシュ 午前中 パドックは狭く半面しかなく、一般観客には見えにくい構造。TVにもあまり映らない。
柵はパンチングプレートだが、目が細かいため紐が細くないと通らない。
他と違った結び方が必要。
幕出しに関しては条件がかなり悪い競馬場
用語
解説
パドック外周
のうち幕が
出せる割合
希望者
TV(GC)に
への映り
柵の構造
張る時の参考
幕の出し
作業のやり
易さ
何時に行ったら幕が出せるかの目安。
あくまで目安ですよ!!
管理人の感想です。
管理人の主観による各競馬場の幕出し(あくまで主観です)

2005年4月現在の福島競馬場での幕の出し方です。

申請場所 総合インフォメーション 1階の27番柱付近にあります
http://www.jra.go.jp/turf/fukushima/stand/stand.html
開門ダッシュ やったことないので… 総合インフォメーションに近い福島駅の反対側の門が有利。
申請方式 許可願い書方式 申請書は通し番号がふってあるので、その都度総合インフォメーションでもらう必要があります。
総合インフォメーションで申請用紙をもらって、横の職員コーナーで審査を受けてシールを貼ってもらいます。
福島の特徴として、受付場所でJRA職員が幕の大きさを実測しました。東京・中山・京都・新潟ではそこまでされなかったのでちょっと驚きました。
幕掲出箇所 任意の場所 自由。ただし柵の一部は扉になっており、その位置には掲出できない。
穴が小さい
パンチングプレート
良くあるパンチングプレートなんですが、穴が小さいのです。
このため、紐が細い場合は何とか通るのですが、太めの紐の場合パンチングを通りません。
この場合かなり厄介で写真−2のように紐の結び方を変えて、下から通して全体を張るようにして固定する方法を良くとっています。(私は福島結びと呼んでいます)
ただ福島結びをするためにはヒモは長くないとできません。上下各1.5mくらいあれば大丈夫ですが、短いとこれもできない…これまでに布テープを使って固定する方法を取っている人もいました。(あまりお勧めしませんが)
また、上の手すりとパンチングプレートの間に隙間があります。(写真−3でわかります?)
このため、一般観客がパドックを見ているときにこの部分から裏側から幕を圧迫し、たるんでしまう場合があります。
他の競馬場で幕を出すときよりもしっかり張る必要があります。
また写真−1を見るとわかるように、手すりとパンチングプレートの位置が一直線上でないため、横から見る「く」の字状になります。
TV露出度 非常に悪い パドック内側に緑色の柵があること、またTVカメラの位置があまり良くないため幕のTV露出度は低いです。
せっかく出しても、気づかなかった…といわれたこともあります。
また、現地に行った人からも見えないのですよ。パドック正面からは。
おまけ 福島の幕は触られやすい 福島競馬場は上で述べたようにパドックの観客に触られやすい構造になっています。
この写真を撮った2005年4月24日の福島牝馬Sのとき、せっかく新調した幕は運悪く(?)好奇心旺盛な子供のいる家族連れがその後ろに陣取り、馬が出てくるまで…いや出てきた後も外からうちから触られまくりました。(写真−4)
触るだけなら良いのですが、フェルトでくっつけている文字の部分を引っかいたりしはじめたので、ちょっとハラハラしました。
おかげで肝心のヌーヴェルのパドックの時点では幕はかなりたるんでしまって…(涙)



写真−1
福島のパドックに出したヌーヴェル幕
写真ー2 福島結びの例
パンチングの穴が他の競馬場に比べて小さいため
穴を通らない事例が少なからずおきます。
その場合このように結ぶ場合があります。
写真−3
上の手すりとパンチングの間に空間があります。
この空間はパドック見物の人が非常に触り易い位置にある
ようで良く触られてしまいます。
写真−4 観客のせいで幕がたるんだ例
私の出した紫の幕はパドック見物の家族連れの餌食にあい、
たるみきってます。この家族、触りまくっていました。
ウラからどんどんアタマや腕を突き出したりして…
何か恨みでもあるのかよ〜(涙)

福島競馬場は管理人の経験の中では最も幕に向かない競馬場と思います。
パドックは狭いのに、幕は半面しか出せない。2005年の福島牝馬Sのときはローカルだから…と甘く見ていて冷汗をかきました。
幕を出すときも他の競馬場よりも気を使わないといけない点も多いし、一般観客・TVともに露出度も低い。
さらに出した幕は観客に触られやすい…
出す場合はあらかじめ覚悟して行きましょう(笑)

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