管理人作製応援幕のギャラリー その5  41枚目〜(2017年7月から)

第41作 ウインスラーヴァ(2017年7月作製)
経緯 ウインスラーヴァはワタシのウインの最初の出資馬
ですがデビューは同期のもう一頭のウインネプチューンが先になり、スラーヴァがウインで2枚目の幕となりました。
父:スクリーンヒーロー 母:グローリサンディ
兄:ウインオスカー(4勝) トラスト(札幌2歳S) 結構活躍しています。
“スラーヴァ”はロシア語で『栄光』
キャッチを考えていて、「栄光に向かって走る」という、ベタな表現がアタマについて…
となると、思いだすのが『TRAIN-TRAIN』 特にThe Blue Heartsのファンではないのですが、ワタシの世代的には一致しております。

ただ、そこをあまり強調しすぎてもナンなので、 「に乗っていこう〜」のところは、少し文字を小さ目にしてあまり目立たない色で制作しました。
馬名由来の「栄光」だけは赤文字にして、ちょっとカラフルにしています(笑)
特徴 当初はオレンジの布地を使うかな…と思っていました。
最近はユザワヤの品ぞろえが悪く、この作品から“OKADAYA”に鞍替えしました。
町田のオカダヤに行くとそりゃたくさん生地があって、ありすぎて迷いました。

そんなときに眼についたのがこの生地… この生地、右の写真で分かるとおり芝生柄です。
おぉ!この生地はまさに競馬向き…と思って購入しました。

あとこの布地は綿でなくてポリエステル系です。合成繊維系が主体の生地で作ったのは初めてですが、かえって接着フェルトがくっつきやすかったので良かったかな。

ただこの幕は文字数が多くてね… 作るのには結構苦戦しました。
出した
競馬場
新潟(デビュー戦)・中山・福島・東京 幕出してからの成績 デビュー戦4着 その後藤田菜七子騎乗で勝ち上がり!
さらに4歳5月に9番人気で2勝目を上げる。
その後は障害転向して5歳の4月に3勝目!
おまけ この幕を作っていたのは2017年7月16日。この日に全兄のウインオスカーが福島10Rの鶴ヶ城特別に出走して見事1着でゴールしていました!!
ちょうど幕の文字貼り付けをやりながら、応援していましたが、なんかゲンが良い感じ(笑)

2017.08.26の新潟競馬でデビューしました。

ただ、出してみると、芝生柄は全然分からない!(笑)
単なる緑色の幕ですよね

スラーヴァのデビュー戦は4着でした。
芝柄ですが、何となく将来ダートで走っていそうな気がします。
まぁ仕方ないのですけど


第42作 ローザフェリーチェ(2017年8月作製)
経緯 ローザフェリーチェは母:ローズバド。ぱれっとが競馬を始めたころ、鋭い追いこみで牝馬路線で大活躍した思い出の馬ですね。
社台/ノーザン系で馬を出資していますが、バラ一族に出資するのは初めて。せっかくなんでやっぱり、バラ一族っぽい感じを出さないとね。
ローザフェリーチェの意味はイタリア語で『幸福のバラ』
さてどうするか…
バラにちなんだキャッチって、簡単そうで意外と難しかった。だってなんか恥ずかしくなりそうなベタな表現ばかり思いついて……

いろいろ悩んだんですが、「今咲いています!」ということで“Now Blooming”と英語で表記することに。
ただ優雅感を出したかったので、筆記体で書きたい!!ってフォントをいろいろ変えてトライしました。
当初自分のPCに入っていた筆記体はあまり良い感じでなかったので、ネットで探してダウンロードしてこの書体にしました。
特徴 布地はムラ染めです。(okadayaです)
筆記体の文字は…なかなか貼るのが難しかった(切るのはいいんだけど、貼る段階で形が崩れてしまってなかなかまっすぐ作れなかった(笑)
出した
競馬場
東京(デビュー戦)・中山・中京 幕出してからの成績 デビュー戦 4着
で、幕を出さなかった日に勝ちあがり、その後はスランプです…
おまけ ローザフェリーチェ、なんかデビュー前の評判がかなり良く伝わってきて、ぱれっとはかなりイレ込んでいました。
ですがデビュー戦はあいにくの雨模様で、競馬としては大変でした。



2017.10.21の東京競馬でデビューしました。

英語の筆記体は…ちょっとパドックの反対側からでは読めなかった(笑)
もっと大きく書いても良かったか…
       
   

出してみて、幕的には結構目立つし、バラっぽい感じも出ていて良かったかな??
デビュー戦のこの日はアウラート幕との揃い踏みになりました。
ただすごい雨でね…
牝馬のデビュー戦に雨の中で幕を出すとホットバタードラムを思いだしちゃいます。
あまり良い思い出じゃないのですが。


第43作 マイネルミュトス(2018年9月作製)
経緯 去年は早い段階でデビューしたのですが、今年はデビューが遅く、1年ぶりの幕の制作となりました。
久々にokadayaに行き、いろいろ見ていると、やはりいつもとは違う布地で…という雰囲気になり、今回も少し攻めた作風となっています。
こだわりのあるヌーヴェル一族初のディープ牡馬で、牧場での評判も上々でした。
前姉クードヴァンの全弟で、ミュトスは「伝説」という意味。伝説にひっかけたチャッチを…とは思うけど、走る前だとどこまで強いかわからんから、あまりエラソーなことは書けないし…
いろいろ考えたんですが、マイネヌーヴェル×ディープインパクトということで、「Nouvelle Impact」という言葉で行くことにしました。
特徴 星柄の布地を使っていますが…
結局目がチラチラする感じになってしまいました。(正直ちょっと失敗したか?)
遠くからは目立つ幕ですが(笑) 
出した
競馬場
東京・中山 幕出してからの成績 幕を初めて出した日は5着
その後勝ち上がり!
おまけ 2018年10月14日に東京競馬場でデビュー予定だったんですが‥
マイネルの主戦柴田大知騎手が騎乗停止になった影響でミュトスのデビュー戦は同日の京都戦になってしまいました。
京都まで応援に行けなかったので、幕のデビュー戦は2018年11月10日の東京で。

ミュトスのデビュー戦は京都になり、9月に作成した幕は
2018年11月10日に東京競馬場でデビューしました。

柄布地を使ったのは、マイネルチャールズのタータンチェック以来な気がしますが…
こんな感じ。
アップで見ると、何かチラチラしますね…
       
     
ミュトスはこの日は5着となりました。
パドックでは尻尾フリフリ、ステップを踏むといった感じで若さを出していました。

さて、幕もミュトスもどのレベルまで頑張ってくれるんだろ?(笑)


第44作 フィブロライト(2018年10月作製)
経緯 名牝タンザナイトとエイシンフラッシュの仔。姉兄にモルガナイトダンビュライトがいる血統です。
この血統の馬は天然石の名前がつくことが多く、ぱれっとも馬名応募で石の名前で応募しましたが、残念ながら採用されませんでした。
ただメジャーな天然石の名前は大体すでに馬名に使われており、この「フィブロライト」もかなり石に詳しい人でも「知らんなぁ〜」という感じの石です。(一般人よりは鉱物に詳しいぱれっとも知らんかった)この天然石は「自己の成長を促す効果」があるといわれているそうな。

さて‥応援幕はどうするか?
毎度のことであれこれ悩む。天然石のフィブロライトは基本的に無色のものが多いようだ。ん〜幕のデザイン上は参考にできないなぁ〜
布地を見て考えることに。品揃えの良いokadayaならば、石につながりがあるような布地があるかも(ダイヤモンドカット柄とか‥)‥と思ったが、残念ながらいいものはなかった
じゃぁどうする? ‥ということで、牝馬なのでピンクの系素材で薄く☆の絵が入った布地を採用。でもこの柄は薄いので、ミュトス幕と違い、幕にしたら柄は全く分からないと思う。
問題は‥キャッチ。ベタなものばかり思いつく。
(母の馬名のタンザナイトは青い美しい石。それに父のフラッシュ(閃光)が加わり、「青き閃光」とか‥)
結局‥この血統を書いた 母のTanzaniteと父のエイシンFLASHを英語で書いて無難に仕上げる。

ん?このやり方ではミュトス幕と一緒じゃないか!!
特徴 そうそう、最近阪神競馬場や東京競馬場で、「接着フェルトで作った幕は各文字に一針でいいから、剥れ防止の縫込みをしてほしい」という要請を受けています。
どう対応するか悩んだけど、ミュトス幕から接着後に一針だけミシンで縫いこんでいます。
なんかなぁ〜 せっかく簡単に作るために接着フェルトを使っているのに、ひと手間増えたじゃん!!
出した
競馬場
京都 幕出してからの成績 デビュー戦は幕出しできず→デビュー勝ち
第2戦のエルフィンSで初掲出!でも9着に敗れました〜
おまけ 2018/11/11のデビュー戦までに幕は完成してたのですが、当日は所用がありどうしても行けなかった。
なので幕は出せなかったら、馬はデビュー勝ち。
それで2戦目の2019/02/02のエルフィンSに幕出ししたら、当日持って行ったカメラがまさかの電池切れで写真が撮れず!!
なかなか幕の写真が撮れません〜

この馬の幕、カメラが電池切れだったり、持って行けなかったりで、なかなか写真に撮れなかったのですが、2019年の中京競馬場でやっとまともに撮れました(笑)。

作った時には考えていなかったんですが結果的にイメージとしては第2作の最初のヌーヴェルの幕に似た作りになっていますね。
パドック映像で見ると、結構わかりやすく目立っていたかも。

フィブロライトはなかなか馬体調整が難しい馬でした。
結局デビュー勝ちの後はあまり結果を出せずに引退となりました‥


第45作 ウインエルカミーノ(2019年7月作製)
経緯 2019年5月に新潟でデビューしたんですが…その前のクラブの近況があまりにひどくて…
『これはデビュー戦はタイムオーバーになる可能性大』と思い、デビューのタイミング応援幕を作りませんでした。デビュー戦は応援にも行かず、でも思ったよりはがんばって11着
その後連闘で東京で出走し、ひどいローテに文句を言いつつ、幕は作らず現地応援で8着。
ネプチューンの下だしタタキ良化型だな…と思っていたら、6月に福島で頑張って5着まできました。
こうなると勝ち上がりの可能性もあるが、未勝利のタイムリミットも迫ってくる…幕作りどうしよう… と思いつつ、実はウインダークローズとバーグアンノールの幕作りを開始。
2歳馬も大事だけど、ここで生き残りをかけて頑張っているエルカミーノにも幕を作ろうと思い立って制作しました。
ここまで作らなくてゴメン、エルカミーノ。
ただ、勝ちあがれなければ1〜2回しか使わない幕になるわけで…
特徴 町田OKADAYAで素材選びをしていて、『お??』と思った布地を使いました。
急に作ったこともあり、幕は小さめのものにしました。
ただ‥実際に出してみると‥ 正直目立たなかった‥
布地と文字の色のコントラストがわるかった‥ ごめん〜
出した
競馬場
福島 幕出してからの成績 初掲出時は9着‥
おまけ エルカミーノはその後2戦したのですが、いずれも札幌での出走。
さすがに札幌までは行けず、この幕も1度きりの使用となってしまいました。

2019.7.21 福島競馬場に出しました‥

書いてあるのは
The Road to Victory ウインエルカミーノ
なんだけど‥

この布地に黄色い文字では読めなかったかも‥
ウインエルカミーノは中央では勝ち切れず、サラブレッドオークションで地方競馬に移籍しました。
そのあと門別競馬で3勝を挙げています。
この幕がいい出来だったら新しい馬主さんにプレゼントしても良かったんだけど、「納得いかない出来」だったので止めました。


第46作 ウインダークローズ(2019年7月作製)
経緯 45〜47の3枚の幕は同時進行で作っていました。同時に複数の幕の制作をしたのは初めてかな(笑)
ロージズインメイの仔ダークローズは5月に一度入厩し、ゲート試験まで通したのですが、そこまでのダメージが大きくて鉾田に放牧した後が長くなっています。幕を制作したのは7月なんだけど馬&幕のデビューは9月下旬になってしまいました。
入厩後、調教時計が悪く、マジメに走らないということでクラブ近況で『ナマコ』と評されました。
特徴 この馬の幕のイメージはちょっと前から頭の中で出来ていて、これまでとちょっと作風を変えました。 
幕には馬名の英語表記のみ。
馬名の頭文字の”WDR”の3文字を浮かび上がらせるようにしたいと思いました。
残りの文字は黒地の幕でも見える色を選んで作りました。
出した
競馬場
阪神・京都 幕出してからの成績 デビュー戦は12着→7着に
その後阪神の無観客競馬下で勝ち上がりました!
おまけ デビュー戦のパドックに開門10分前に行ったのですが、幕希望者が多く、受付はすごい行列
もう無理かと思ったんですが、幕が比較的小さかったため、空きスペースに出せることになりました。

最初に出したのは阪神でしたが鉄柵が邪魔なので‥
京都パドックで出した時の写真に替えました(笑)

デビュー戦のパドックは結構うるさかった

これから少しずつレースを覚えていってほしいなぁ〜

『ナマコと言われたダークローズ。
思わず幕にナマコの絵でも描こうかと思いました(笑)


第47作 バーグアンノール(2019年7月作製)
経緯 社台のレクレドールの仔。バーグアンノールは『金の指輪』 ちなみに母のレクレドールは『金の鍵』 母母の名牝ゴールデンサッシュは「金の襷(たすき)」という意味。
こういう良血の仔の社台のクラブ馬だと、馬のキャッチにはホント悩みます。
今回も悩んで悩んで… 
血統表を見て、牝馬のバーグアンノールは名牝ゴールデンサッシュの血を伝える襷の役割があるのかな‥と思いこんなのにしました。
「未来につなぐ黄金の襷」と書きました〜
そもそも「襷」という字が難読で読めないよね‥作るのも大変だった(笑)
まぁ分かる人には分かればいい…という気持ちかな
特徴 Okadayaで幕の布地を探しに行くと、いろいろな柄の布地があり、今回もつい「攻めた」材料を使ってしまいました。
今回は写真のような青をベースとした模様が入った布地を使っています。これ、写真ではわからないけど、「金っぽい感じ」の模様が入っています。一応「金」に関連した馬なので、この布地にしました。
出した
競馬場
阪神  幕出してからの成績 デビュー戦は5着 
おまけ ウインダークローズのデビュー戦が9/22。その1週後の9/29に阪神競馬場でデビューとなり掲出しました。
阪神競馬場の幕出しはこの週も希望者多数。
開門30分前に並んだのに、ラスト4枚でかろうじての掲出に。
普通に幕出ししたのですが、TVのパドック映像を見ると、下の方の文字が隠れてしまい、肝心の馬名が映らない〜
(阪神のパドックに出す幕は、文字を上の方に作らないといけないのを失念してました)
とはいえ馬名が隠れては意味がないので、キャッチを見せるのはあきらめて幕を上の方にズラしてバーグアンノールの文字だけでも映像に映るように掲出しました。
ということで、考えて作った「件のキャッチ」はまだ世の中にお目見えしていません(笑)‥
<後日談>
バーグアンノールはその後馬体調整で苦労して、実力を出し切ることなく2020年6月に3戦で引退となってしまいました。
デビュー戦後コロナの影響で、「無観客競馬」に突入したこともあり、この幕はデビュー戦のただ一度の使用になってしまいました。せっかく頑張って「襷」の文字を切り出したのに‥ (2020/8/14 記)

写真のように幕全体を上にずらして、「バーグアンノール」の文字しか見れないような出し方になっています‥
阪神向けに幕をつくときは小さめに作らないといけないかな‥


バーグアンノールのデビュー戦は5着。
馬体が減り過ぎて寂しかったです。
もう一度作り直して再挑戦!かな


第48作 ポルトヴェッキオ(2020年5月作製)    
 経緯 母は名牝と評価の高いポルトフィーノ。
ただ、時は新型コロナウィルスの嵐が吹き荒れ、競馬は完全無観客開催。
無観客なので幕を出せるメドは全く立っていない中、コロナが収まるよう願いを込めて(あとGWがステイホームでヒマだったので)応援幕を作りました。
キャッチは‥ 馬名のポルトヴェッキオは地中海のリゾート地。う〜ん どうしよう。
母、ポルトフィーノの絡み。ポルトフィーノはイタリアの地中海沿いの美しいリゾート地、あとフェラーリが「ポルトフィーノ」という名前の車が出ています(高くて買えないけど(笑))
いいじゃん。速いフェラーリの娘!ん? でもパドックに出すうえでは特定の企業の車名はダメか。 なら‥スーパーカー娘ってことにしよう!
そのまま日本語じゃカッコ悪いので
She is a ”Daughter of SUPER-CAR”
というフレーズで制作しました。
 特徴 この時期新型コロナウィル流行による『緊急事態宣言』が出ており、商業施設は閉店の嵐!
いつもなら難なくできる、「幕材料の買い出し」ができない! ところが、「マスク素材を中心とした販売」ということで、蒲田のユザワヤだけは営業していた。
Okadayaに乗り換えたぱれっとも、買いに行く(笑)
制作イメージが青地に黄色い文字だし、あまり選べる布地の種類も広くはないので、単純に青い布を買って制作したんだけど‥ 作ってみて思わぬ展開が待っていました。
なんと、接着フェルトと布地の相性が悪く、文字がくっつかない!! すぐ剥がれてしまう。 単純な青い布なのに!
コロナ禍で布地が手に入れにくい状況だったので、買い替えるわけにもいかず、仕方ないから一文字ずつミシンで縫込みを入れることになりました。ただ、アルファベットなので文字数が多い!
単純だけど実はけっこう苦労して作った幕です。でもまだ出せていない。
出した
競馬場
2020年7月に札幌でデビューも無観客競馬、その後もずっと応援幕が解禁されず、一度も使えませんでした。  幕出してからの成績 幕は出せていないのですが、2歳でデビューして結局2戦0勝でJRA未勝利に…
地方競馬に転出して3戦2勝でJRA復帰。復帰後に1勝クラスも快勝!2勝クラスでも好走しましたが…2023年6月に引退となりました。
 おまけ 無観客競馬の影響で幕だしできない期間がぱれっとの予想よりずっと長くなっていて、幕を創ってから2年以上経過しましたが、この幕も未だお披露目できない状態が続いています。(まぁこの幕だけじゃないのですがね)
そうやっているうちに、ポルトヴェッキオは未勝利で一度ホッカイドウ競馬→大井競馬に行って2勝してJRA復帰。 
無観客競馬は解除されても、応援幕の掲出はなかなか戻らない。2022年8月には新潟でポルトヴェッキオの応援の夢は叶ったんですが…
2023年6月にポルトヴェッキオ号は引退が決定しました。

結局出すことがなかった応援幕。その1となりました。
コロナ禍のせいとは言え、競馬観戦が正常にできるようになってもJRAは幕だけは規制を継続しています。

ぱれっとの幕作り、このコーナーも今あるもので途絶えてしまうのかな…(涙)


第49作 ウインモリオン(2020年6月作製)    
 経緯 制作時期はポルトヴェッキオとほぼ同時に構想を練り、制作に入りました。
ウインモリオンが早くデビューしそうな感じに見えたので、早めに作りました。(実際は夏になってもまだ入厩していないのですが‥)
馬名は母:コスモクリスタルからモリオン(黒水晶)。 サンデーRのモルガナイトの仔にブラックモリオンという馬がいます。(ぱれっとはPOGで指名していました)

この馬の幕は‥シンプルイズベストの考えで、あまり悩まずに馬名由来がすぐわかる 「黒いクリスタル」というキャッチに決めました。
(なぜかほとんど悩まなかったなぁ〜)
 特徴 黒い水晶なので、幕の色は黒地。
WIN MORIONという読みは英語表記で読みやすいので、馬名表示は英語にすることに。
ポルトヴェッキオと同時の幕の買い出しだったのですが、この時購入した布地も接着フェルトで制作した文字がくっつかないこと判明‥
なので、文字の切り出しを終えた段階で諦めて、しばらく寝かせているうちに、緊急事態宣言は解除され、Okadayaが営業再開。
そこで接着フェルトにくっつきやすい布であることを確認したうえで、黒い布を再度購入することにしました。(文字の完全ミシン縫込みはもうしたくない‥)
比較的文字数も少ないので、簡単に制作できましたが‥ 馬がなかなか入厩しない〜
出した
競馬場
コロナ禍と馬がなかなか出走せず、
結局一度も掲出できず‥
 幕出してからの成績 わずか2戦で引退してしまいました‥
今から思うと2戦目の中山は「現地応援」は可能でした‥
が、阪神競馬場にグスタフの応援に行っていました
 おまけ この幕は‥ぱれっとのここまでの歴史で初めて 『作ったけど一回も使わなかった』幕(その2)となりました‥
コロナ禍の無観客競馬のせいでして。この時期に作った3枚の幕はどれも未ださせていません。
馬が1勝してくれれば、まだ使うチャンスはあるハズ。 残るポルトヴェッキオ・マイネルグスタフ、たのむよ〜(2021年5月加筆)
一度も掲出しなかったので、競馬場での写真はなしです‥
制作時の写真です。
  幕の仕上がりとしては決して悪くはなかったと思いますが‥
返す返す出せず残念‥


第50作 マイネルグスタフ(2020年8月作製)    
 経緯 幕の構想自体はポルトヴェッキオ、ウインモリオンと同時に進ましたが‥ おおきな悩みが!
この馬に合った『幕のキャッチが全く思いつかない』
グスタフ:人名 スウェーデン語。 調べてみたらスウェーデンの王様 グスタフ3世がロシアのエカテリーナ女帝に欧州最大のルビーを贈ったことがこの馬名由来につながっているようです。
ただ‥ そういわれてもグスタフねぇ〜ピンとこない。
他に宇宙戦艦ヤマト3の登場人物でもグスタフがいるらしい。。宇宙戦艦ヤマトは見たけど覚えていないなぁ〜
‥と思っていたら、偶然コロナ自粛でステイホーム時期にルパン3世カリオストロの城を見てたら、カリオストロの城の敵側の衛兵の名前がグスタフだった。
これを使うか?でもなぁ〜〜 結局 決まらん。
幕の買い出し時期が近づいてきたのに、全く思いつかない。
なので仮キャッチとして「がんばります。 マイネルグスタフ」と検討したWordファイルに書いてレイアウトだけイメージして買い出しに。。
Okadayaで買い出ししたときにちょっと気になるチェック柄の布地があり、布地だけは決定。あとはもう少し考えよう。(先に布を決めて、あとから決める場合も結構あります)

そうこうしているうちにグスタフは7月に入厩。コロナも少し収まり傾向もあり、ひょっとすると秋くらいから観戦できるようになるかもしれない。(結局再流行してまだ無理そうだけど)
そうなるとそろそろ幕を作り始めないと!‥と7月末に幕の制作を再開‥ キャッチどうする?? う〜ん う〜ん‥
考えているうちに、この「ど・ストレート」な 『がんばります。 マイネルグスタフ』 でいいような気がしてきて、結局それで作ってしまいました。(笑)
 特徴 ちょっとカラフルなチェック柄の布地。まぁ幕にして遠くから見たら全然わからないだろうけど。
「がんばります。」の文字はちょっと凝った字体(AR黒丸POP体)を使って作りました。
ちょっとバカっぽい幕だけど、逆に目立ちそうな気もします(笑) 
早くパドックに出してみたいなぁ〜
出した
競馬場
8月30日札幌でデビュー
でも無観客なので‥
 幕出してからの成績 デビュー戦は 2020年の8月。コロナ禍で無観客競馬でした。
その後なかなか勝ち上がれない競馬が続き、現地応援も何度か行ったのですが、応援幕は掲出できず。3歳9月のラストチャンスに佐賀の地方交流戦で勝利!
その後1勝クラスでは苦戦が続いています…
 おまけ この応援幕の布、結構しっかりした布地なんですよね。
なのでこの応援幕、エラく重いんです。重量ならこれまで作ったもので番重いと思います。
2023年になってコロナが収まって、競馬がかなりふつうにみられるようになっても応援幕の掲出だけは未だ認められない状態が続いています。
2023年のグスタフの復帰戦を阪神競馬場まで見に行きましたが、応援幕の掲出はダメなので、外で記念撮影だけしました〜
そんな幕がこの先多く出ます…



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