このレース、アーモンドアイの第２仔　プロメサアルムンド号と同じレースということで、普通の新馬戦より注目されていました。パドックでは、暑い中初めての競馬場とミストに驚いたのか、テンションが高くなる馬が多い中、好馬体を見せつけるように堂々と周回しており、とても良い馬っぷりに感じました。

レースではゲートをポンと出て、馬なりで先頭に。そのまま逃げてレースを進めました。
道中もスローペースで折り合って走ることができて、余力十分で直線に。
これなら粘りこめる！と思ったんですが、直線半ばで人気の良血馬２頭があっという間にエマープを捉えて抜き去ってしまいました。
なんという切れ味…プロメサアルムンドを応援する圧倒的多くのスタンド観衆から割れんばかりの大歓声！　ちょっとビックリしました。改めてアーモンドアイという馬の人気を思い知りました。

さて、プロメサアルムンドとサンデーRの良血馬パドリナートにも一瞬で抜かれたエマープはそれでもしっかり脚を残して頑張っていました。
このまま３着か！それでもいいか…と思っていた時、外からもう１頭アラムベイ号が伸びてきました。これは何とか凌いでほしい〜と願うぱれっと。しかし願いも空しくクビ差抜かれてしまい４着でゴールに入りました。

この４着、レース直後はちょっと悔しかった。この展開なら３着に粘り込んでほしかったのが本音。（人気がない今回のレースで複勝に入ってほしかったのもモチロンありますが…）

でも後から思うと、すごく評価できる４着だったと思います。
まずパドックの馬体、すごく雄大で２歳馬離れした良い雰囲気でした。（個人的にはパドックで一番良かったと感じたよ）
スタートが上手なようで、今回素晴らしいスタート。スタートが上手だと、レース運びがやりやすいのがすごく良い。（最近ぱれっとの馬はスタートで出遅れる馬ばかりなので…）
またレースではかかっていくことなく折り合ってレースを進めることができました。

切れる脚は予想通りなかったけど、最後までしっかりと伸びてくれての４着。素質馬と言われた１・２着馬には４馬身離されましたが、まだまだ伸び代もたくさんあると思います。
この４着は将来への希望を感じさせてくれる４着でした。　

着順	枠	馬 番	馬名	性齢	負担 重量	騎手名	タイム	着差	コーナー 通過順位	推定上り	馬体重 （増減）	調教師名	単勝 人気
1		8	プロメサアルムンド	牡2	55.0	C.ルメール	1:34.9		8  9	33.2	498(初出走)	国枝 栄	1
2		4	バドリナート	牡2	55.0	丸山 元気	1:34.9	クビ	5  4	33.4	494(初出走)	松永 幹夫	2
3		6	アラムベイ	牡2	55.0	菅原 明良	1:35.5	４	11  9	33.6	426(初出走)	池上 昌和	6
4		2	エマープ	牡2	55.0	原 優介	1:35.6	クビ	1  1	34.5	482(初出走)	青木 孝文	7
5		3	レヴェランジェ	牝2	55.0	津村 明秀	1:35.9	１ 3/4	3  3	34.5	438(初出走)	鈴木 慎太郎	8
6		12	テリオスレイ	牝2	55.0	大野 拓弥	1:36.2	２	4  4	34.6	458(初出走)	田島 俊明	5
7		5	クイーンオブハート	牝2	52.0	▲石田 拓郎	1:36.6	２ 1/2	12  12	34.5	388(初出走)	根本 康広	12
8		13	ロジスカヤ	牝2	55.0	三浦 皇成	1:36.6	ハナ	2  2	35.4	406(初出走)	国枝 栄	4
9		1	パゴスピグイノス	牝2	54.0	☆高杉 吏麒	1:36.8	１ 1/4	8  6	35.1	500(初出走)	森田 直行	3
10		11	ニシノギャルズ	牝2	55.0	武藤 雅	1:36.8	アタマ	7  6	35.0	460(初出走)	水野 貴広	11
11		7	テンオンスゴールド	牡2	55.0	江田 照男	1:36.8	ハナ	12  12	34.7	468(初出走)	田中 剛	10
12		10	インザライムライト	牝2	55.0	柴田 大知	1:36.8	ハナ	10  9	34.8	442(初出走)	和田 雄二	9
13		9	ミスデルマー	牝2	52.0	▲石神 深道	1:37.9	７	5  6	36.1	424(初出走)	和田 正一郎	13