屋根とは
家を外から見てまず目に付くところは家の形や屋根の形それに屋根の色ですので、私どもが家を建築するときは屋根をどんなものにするか大いに悩むところです。最近は屋根の材料や形それに色などが豊富になり、まさに様々なものが使用されています。
屋根というものは、本来雨露などを防ぐために家屋の最上部に設けたおおいのことですが、雨露を凌ぐほかに太陽の熱や光を遮る働きそして風や寒暑を防ぐ働きもあります。
同時に最近では、採光・融雪・換気・発電・蓄熱などをする場所ともなっています。
そういった機能的な面と同時に、景観の面でも大切な役割を持っています。京都の町並みはなんと言っても銀色や灰色の甍の波がその趣を持っていますし、北海道の広々とした牧場に建つ家はとんがり帽子の赤い屋根がよく似合います。南仏の海辺の住宅にはオレンジ色の屋根がピッタリです。
そういった国や地方によっても特色がありますが、個人のお家にとっても屋根の形や屋根の色は建主さんの好みや気性を表わしているとも言えるでしょう。
さあ、あなたのお家の屋根をあらためて、今一度見上げてご覧ください!
そしてあなたの気に入った屋根、あなたが自慢の出来る屋根にして下さい!